Facebookのアイコンで旗幟鮮明にすることの是非
Facebookのアイコンをトリコロールにすることについて、様々な意見が出ています。こういう意見も出るだろうなと思ってはいたし、違和感はないです。かといって、自分のアイコンを変更したことを後悔してもいないので、簡単に気持ちを書き留めておきます。*1
レインボーの時は設定しなかったのに、なぜ今回設定したのか、改めて振り返ると、安直な話ですがUXが大きいように思います。レインボーの時はURLを調べて入力する手間がありましたが、今回は知り合いがトリコロールを設定してる、横に試すボタンがあるので押す、設定する、という導線ができていたので、深く考えずにアイコンを設定できてしまいました。とはいえクリックする前に何も考えなかった訳でもないのです。
データ持ち出しを助長する名簿転売の抑止が肝要
ベネッセの情報漏洩事案では、委託先の派遣社員が犯行を認める供述をしているようだ。最初から情報を盗む目的でベネッセに潜入したのか、ベネッセでのDB管理業務に携わり始めた後から犯行を持ちかけられたのかなど、今後明らかにすべきことは多いが、実行犯が自供したことで、今週からはフェーズが変わって、1.再発防止策、2.原状回復・補償、3.制度の見直しについて議論が始まるのではないだろうか。
続きを読むSEのIDで顧客情報がコピーされており、任意の事情聴取に「名簿がお金になると思った」と、持ち出したことを認めたという。
ベネッセ関係者によると、DBの保守・管理を担当するグループのIT関連会社「シンフォーム」(岡山市)の東京支社(東京都多摩市)で昨年末、SEのIDが使われ、顧客情報が複数回コピーされた痕跡がパソコン(PC)に残っていた。SEが支社に出入りした記録もあった。
ベネッセが埋めた名簿屋のミッシング・ピース
数百万件規模の個人情報漏洩であれば、過去にも10年前のYahoo! BB事件を筆頭に諸々あったけれども、それが実際に名簿屋で売買され、漏洩元の競合他社からDMが届くなど、露骨なデータ活用まで確認された事案としては史上最大規模ではないか。我が家にもジャストシステムからDMが届いたし、子持ちの知り合いには軒並み届いているようだ。データを販売した名簿屋が堂々と宣伝しているのも新時代の到来を感じさせる。別会社までつくって大層な力の入れようだが、社名と代表者を変えても同じCMS、キャッチフレーズ、代表挨拶、住所では頭隠して尻隠さず、よほど大きなビジネスチャンスと期待したのだろうか。こうやっていくつもの会社をつくって個人データを転売されてしまうと、個別にオプトアウトしても意味がなくなってしまう。
続きを読む弊社が提供する通信教育サービス等のお客様に関する情報 約760万件(最大可能性 約2070万件)
・郵便番号・お客様(お子様とその保護者)のお名前(漢字およびフリガナ)・ご住所・電話番号(固定または携帯)・お子様の生年月日、性別