雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

高市早苗議員による内閣委員会での質問

昨日の内閣委員会で高市早苗先生が質問している。総務省として高市私案を潰すロビイングを行っていたのではないか、という質問に対して寺崎局長が「部会などに呼ばれれば政治家と接触することはあるが、官僚から政治家に対し働きかけを行うことはない」という趣旨で否定した。

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新聞協会がメディア規制に反対の意見書

与野党協議の最中、新聞協会がメディア規制に反対の意見書を公表、関係議員に渡したという。肝心なタイミングで非常に心強い動きだ。ネットに止まらず幅広くメディア全般に対する規制に繋がりかねないことをご理解いただけたようだ。

日本新聞協会メディア開発委員会(委員長=山田哲郎・時事通信社デジタルメディア本部長)は5月29日、自民・民主両党が検討を進めているインターネット上のいわゆる有害情報から青少年を守るための法案化の動きに対して表現の自由への懸念を表明する意見(全文はこちら)を、玄葉光一郎衆議院青少年問題に関する特別委員会委員長(民主党)ほか、下記の関係議員に渡しました。

時間ができればやりたいこと

今日は日経デジタルコアのシンポジウムでネット規制について話した。EMAの岸原さんも、自民党案は高市案と変わらずフィルタリングに対する国家統制で問題が多いという認識だった。ぼこぼこ政府組織を増やして規制をつくる割に目的も成果もはっきりしない。

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最新の自民党案が詰まっていない件

ネット規制法は国会日程から逆算すると、遅くとも来週早々に党内調整、与野党協議ともに終えないと時間切れとなる。最新に近い自民党案を入手したが、4月中旬の内閣部会案を概ね踏襲しており、民主党案と比べて詰まっておらず、彼らはこの1ヶ月近く何をやっていたのか理解に苦しむ。内容としては高市私案から行政処分や立入検査、ネットカフェ規制などを抜いたものとなっている。

フィルタリング法案がここにきて進展をみせていて、民主党が骨子をサイト上で発表する一方、自民党は、サイト上にはないが報道はされている。自民党案は、困ったことにきっちりと公表されておらず、ニュアンスも報道によって違いがある。

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お互い様だよ/ネット政党への期待

まあ、ネットでありがちな反応だが。では彼は法律とか政治を知っているのだろうか。天に唾してるよな。そのまま「政治や法律に無知な人間がネットを規制する法律を批判するんじゃない」とか返されるよ。

もう一度言う。技術を知らない人間がコンピュータやネットに関する法律を作ろうとするんじゃない。君らは全くの無知であり、必要のない規制をしようとしているだけだ。自分が無知であることを知れ。

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ネット規制法に於ける議論の前提と、民主党案の講評

わたしも個人的にネット規制法が必要かどうかについては意見がある。けれども経緯としては政府として民間事業者や技術に任せ、フィルタリング利用の普及啓発に力を入れたにも関わらず問題がなくならなかったのだから、次は立法措置が必要という流れで、それはそれで筋が通っている。

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松浦先生、崎山さんGJ!

竹を割ったような明快な答弁をされた鳩山法相だけでなく、踏み込んだ答弁を引き出した松浦大悟先生、そして国会の議事録をきっちりチェックしてブログに書いてくれる崎山伸夫さんGJ!。こういったやりとりがネットで読める時代って、本当に素晴らしいですね。

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