雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

希望学の希望

学というコトバがインフレ気味であるのが気がかりだが、素晴らしいプロジェクトだ。

少子高齢化などで希望が見えにくい日本社会で、「希望とは何か」を探ろうと、東京大学社会科学研究所が今年度、「希望学プロジェクト」を発足させた。15日、旗揚げとなる「シンポジウム希望学宣言!」を都内で開催する。

 「希望は個人的なもので、社会科学の対象にすることを疑問視する声もある。しかし、希望はその社会状況を映し、その社会を見る手がかりになる」と、事務局を務める玄田有史(げんだ・ゆうじ)・同研究所助教授は言う。