雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

ビデオiPodってそんなにすごかったのか.へー

宴会で元上司から分捕ったZen PMCというガジェットが箪笥の肥やしになっているのを引越のときに発掘した.テレビで録画したコンテンツをこれに突っ込むべく,MCE対応のチューナーカードまで新調したのだが.これを使ってたときは「うん,絶対デバイスでテレビをみたりはしないな」と思った.携帯をWINにした当初,EZチャネルもサンプルコンテンツみただけで入る気失せたし.今回のCEATECで1セグ携帯がいくつか出てたけど,あれもちょっと流行る気がしない.成熟産業であるテレビと,成熟産業になりつつあるケータイと,お互いに何かしてる気になるためのプロジェクトという気がする.
Zenと比べるとビデオiPodはデバイスとしてクールだが,いかんせん画面が小さい.これが成功するなら,まだPSPの方が見込みがある気がする.決済をどうするって?ソニエリのお財布ケータイに投資した僕としては,SCEFelicaリーダ搭載PSPを出して,RPGのアイテムも,映像も,ミニゲームも「シャリン」と簡単に買えるようにして欲しいな.PSPくらい液晶がデカいと,ちっとはコンテンツを買おうという気がする.WiFiダウンロード機能やブラウザもあるから単独で一通りのことができるし.iTunesみたいにクレジットカードを必要としないから,お子様にも優しい.とゆー訳で,ビデオくらいはAppleよりもSONYの動きに期待したい今日この頃.UMDの夢を捨てないといけないし,メモリスティックDuoの値段という問題もあるんだけどねー.iPod nanoでサムソンの提示した戦略的な価格をみていると,中長期的にはHDDよりフラッシュだよなー,と感じる.
このところしばらくPSPの電源いれてないなー。。。

 Video iPodの登場の意味は、「テレビ映像を持ち運べて見られるようになった」ことにあるのではない。ここを勘違いしてはいけない。実際のVideo iPodは、おそらく音楽を聴くのに使用時間の99%が使われるだろう。ではいったい何の意味があるのか。既に「映像コンテンツを有料ダウンロードして見る」という可能性が開かれたこと、そしてPodcastingを使って「定期的に購入する」という販売モデルが、既に可能になっていることだ。