雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

仮想マシンって便利だよね

昨年は早稲田の理工学部Windows kernelの授業を持っていたのだけれども,仮想マシンの何が便利って,ゲストOSにchecked buildを突っ込んでホストOSにsymbolとdebuggerを入れておけば,1台のノートでkernel debuggingの実演ができることだ.ゲストOSのシリアルをnamed pipeに設定し,windbgデバッグポートに同じnamed pipeを指定すればいい.KOF2004で実演したら結構ウケた.
これまでkernel debuggingをみせようとすると,PC2台とRS-232Cクロスケーブルを用意する必要があった.SoftICEのようにデバドラのdebugまでできれば便利なのだが,残念ながらゲストOSにデバドラを入れても,実デバイスは触れない.

自分のプログラムの開発環境をVMWareで動作する仮想マシンのなかに構築してしまう。仮想マシンのイメージファイルは、USB接続メモリやUSB接続の耐衝撃HDDに入れて持ち運べるようにしておく。こうしておけば、(以下略)