雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

翻訳もさることながら批評とかも?

そういえばRedmondの本屋でも平積みになっていたな『海辺のカフカ』が.ised最終回の後の懇親会で東さんが村上さんに「マンガ,アニメだけでなく,それらの解釈もセットで輸出する必要がある」と力説していたな.これもそういうことだと思うんだけど,翻訳されてまで読まれるに値する文学批評が最近あるのかどうか,実のところよく知らない.翻訳の善し悪しって,どの次元までテクストの裏を終えているとかに負うところも大きいんだし.

こうした村上氏やよしもとばなな氏の人気が引き金となって、日本の現代作家への関心が海外で高まっている。が、アニメやゲームが世界で広く親しまれているのに比べると、文学を通して日本を知ってもらう努力は十分とは言えない。
(略)
文学の翻訳は、単に言葉を他の言語に置き換える作業ではない。日本の文化や生活に精通した、優れた翻訳者を養成するためにも出版の機会を増やしたい。
 活字文化議員連盟も、文字・活字文化振興法に基づき、「翻訳の支援、翻訳者の育成」を図るよう求めている。