雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

はてな村に若干失望したが前進はしている

ところで一昨日のエントリについてmixiでガス抜きとなっているという指摘を受け、慌てて昨日のエントリを書いたのだが、ブクマのつかなさぶりを考えると杞憂ではなかったようだ。はてな村じゃ元気になるようなエントリか、内輪受けネタじゃないとブクマ伸びないんですかね。だから依らしむべし、知らしむべからずになっちゃうんだよ、と腐りたくもなるが。
昨日のエントリはテーブルが読み難いとか、それ以前の問題もありそうだけど、ブクマとかアクセス数を気にするのが間違えていて、誰が読んでいるか、メッセージが伝わり、次の議論に繋がっていってるかを気にすべきであって、もうちょっと気を長く持ちながら、いろいろ試してみるしかないなと思う。考えてみるとアクセス数とブクマと、コメントやトラバと、それぞれ違う傾向があって、あまり気にしすぎるのは良くない感じ。ともかく考えていることをリアルタイムでダンプアウトして関係者と共有し、フェーズ感を合わせることが今は大事だ。
今度の法案がどうなるか予断を許さないものの、少なくとも法案が国会に出る前に専門家とブロガーが入り交じって、寄ってたかってブログで意見を戦わせるということ自体が目新しい光景だし、こういうところから、外からみて密教じみていた法技術についても理解が進むのではないかと期待している。だから何%も使われない行政窓口の電子化とか、不正も懸念される投票の電子化よりも、ネットを使って政策過程のオープン化をちゃんとやって欲しいな、と改めて思った。実は行政のオープン化はe-Japanで大きく進展したのだけれども、党や立法府に関してはまだまだだ。国会に無線LANを入れてモバイル対応を認めることで官僚の国会待機をなくすとか、政策需要をBTSで管理して法案はWikiで詰めるとか、ケータイを使ったリアルタイムの簡易世論調査とか、それくらいやってもいい時期に来ているんじゃないかな。