総務省の違法有害情報対策 パブコメへ
けっこう突っ込んだ議論をしました。ブロッキングの実証実験の話だけ抜き出して読売新聞に取り上げられてしまいましたが、趣旨としては児童ポルノ法が改正されて所持が違法化された場合にブロッキングの電気通信事業法上の扱いを整理しましょうということと、やる場合には透明性・公平性を担保できる仕掛けを考えなきゃいけないよね、ということで、かなり慎重に議論しています。
大部ではありますが関心のある方は是非お読みいただき、きっちり議論してパブリックコメント等を出していただければ幸いです。たぶん手ぬるいという意見と、表現規制反対という意見に割れるんじゃないかと想像しているのですが、こういう微妙なことは議論を尽くすことが非常に重要なので。12月6日のICPCでは、この件について関係者を交えて掘り下げた議論を行います。ご関心のある方は是非ご参加いただきたく、よろしくおねがいします。
総務省では、平成19年11月から、「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」を開催し、インターネット上の違法・有害情報に対する総合的な検討を行ってきました。今般、同検討会において最終取りまとめ(案)が取りまとめられましたので、これに対する意見を募集します。