ソフトバンクブロードメディア Tナビ参加各社にG-Cluster技術をライセンス供与

ソフトバンクブロードメディアは，Tナビに参加する家電各社にG-Cluster技術をライセンス供与した。家電各社は薄型テレビにG-Cluster技術を組み込み，テレビ利用者向けにブラウザ・サーバーを提供する。TナビはこれまでBMLを使ってコンテンツを提供してきたが、コンテンツ事業者からはPCとオーサリング環境を共通化できるHTMLやFlashに対応するよう要望が上がっていた。PCとテレビではライフサイクルが異なるので、ブラウザやFlashの導入にはリスクがあったが、G-Clusterの採用でどんなテレビにも最新のブラウジング技術を提供できる。「オーサリング環境の共通化で、さらなるコンテンツ事業者の開拓を進める」と関係者。高性能プロセッサCellの薄型テレビへの導入を進めるSONYの技術者からは「サーバーの処理能力には限界がある。クライアント側で処理した方が卓越したグラフィクス環境を提供するのでは」と懐疑的な声も。