雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

久しぶりに自分のはてブロみたら広告が貼られてたので

どうも90日以上ブログを放置すると広告が貼られるみたいですね。もう2年半近くも放置してきたので、まあ仕方ないかなとも思う。十何年前に書いた自分のブログが今でも残ってるのは黒歴史のようでもあり、ありがたい話でもあるなあと感じる。最近は長文というと普段はFacebookで友達限定に書いていて、それなりにまとまった分量のものとして推敲ができた場合には日経COMEMOとかヤフーニュース個人なんかに書いてきたもんだから、はてブロはすっかりご無沙汰となっている。 結局のところ自分が長文を書くのは、他人に訴求したいからというよりは、フィードバックが欲しい壁打ちという側面が強い。はてブが何百もついても、そこから先の対話なり討議には繋がらないし、ブログにコメントはつきづらいものである。その点Facebookの方がフィードバック収集装置としては明らかに優秀で、PVよりもフィードバックが欲しい私としては、ついブログからは足が遠ざかってしまう。日経COMEMOに書いて、たまに日経本紙で紹介されたりすると、虚栄心を満足させるところはあるし、多くの人目に触れた方が、そこからの出会いもあったりする。 もう十何年か前の話になるが、青少年インターネット利用環境整備法の解説をITMediaに書いた時は、民間参考人として参議院に呼んでいただいた。後から聞くと私の記事が参議院で質問に立つ方のアンチョコになっていたらしい。ああした出会いは、Facebookではなく商業媒体に書いてこその醍醐味だなとは感じる。一方で友達限定にしてFacebookに書いていても、最近は野党議員が質問の材料にして、登庁日でもないのに担当官から急ぎの連絡が来たりすることもあるので、全く世知辛い世の中だなあとも感じる。 梅田望夫さんが総表現社会といったのは、かれこれ20年近く前だったような気もするけど、気付いたら何か表現するための媒体ばかりやたらと増えてしまって、全然ネタの方が追いつかない。その上ネットで新たな民主主義が花開くことを期待した身としては、むしろ私刑が横行する修羅の場となってしまっていることに対しては、一抹の寂しさがある。はてブにはモヒカンだらけと騒いでた時代の方が牧歌的だったのかも知れないね。