雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大学で身につけるべきは技能より教養だろ

上野で飲みながら小耳に挟んだだけなので確かめた訳じゃないけど、いまどき本郷でさえCのポインタを理解できない学生がいたり、やれRubyだAJAXだと騒いでいるらしい。いやRubyは素晴らしい言語だし、ちゃらけた文系学生にプログラミングのイロハを教えるには…

まぁ未来予測って難しいんだが...

これって一昨年くらいに経産省がやった実証実験ですか?ってそうではなくて、米IBMが5年後に生活を一変させるイノベーションとして挙げたリスト。どれもネットワーク効果の高いインフラ系技術で国によって実現度は大きく違いそうだし、日本に住んでいると議…

会社帰りに買った本とか

ここ数日、風邪をこじらせて調子が悪い。今日は出社してから、ちょっと回復。いろいろ書きたいこともあるが煮詰まらない。年末へ向けて本を買い貯めていて、書評を書く前に関心が次へ行ってしまう気もするので、今日こんな本を買いましたよ、とか書いてみる。

必要は発明の母

日本で真面目にクラウド・コンピューティングへの取り組みを表明しているのは楽天くらいだが、米国をみてもGoogleの他はAmazonとかMicrosoftくらい。IBMはGoogleと組んで大学向けの取り組みをプレスリリースしていたが自分でやる気があるかは分からず、HPも…

情報サービス産業を救う銀の弾丸はない

そうそう人月はなくならない。世界の何処だってヒトを売るときは人月だ。同じヒトを買うならユーザー企業が直接雇用した方が方が安いし組織の壁がなく合理的だ。米国で日本よりパッケージの活用が進むなど合理的な情報システムが構築されやすいのは、一時的…

情報サービス産業の神話と展望

情報サービス産業が3K7Kといわれて若者から敬遠されているとか、受託開発からパッケージやSaaSに移行すべきだといった主張を聞く機会が増えた。確かに3K7Kといった辛い現場もあるだろうが楽しい前向きな世界だってあるし、仮に情報サービス産業が構造的な問…

革命の胎動

なんか時代の空気みたいなもので確証はないが、今年は地デジにとって音楽に於ける1998年のような年になりそうな気配を感じる。1998年って韓国でMPManが商品化されてNapsterが開発された年だ。ほんの十年前、CDをリッピングしてFTPやCD-Rで交換していたのは限…

起業するつもりが気付いたら三十路

献本御礼。本書は佐々木俊尚氏の面目躍如、期待に違わず同世代起業家の人物像が活写されていて、読むと何だか元気になっちゃうところが素晴らしい。ビットバレー華やかかりし頃にも似たようなヨイショ本が諸々出たが、本書が5年後にイタい本と評価されるのか…

木屋町の夜も更けて

昨日は国際会議の懇親会からホテルに戻ると10時過ぎだった。飲み直そうとタクシーで木屋町に向かい、一昨日ストリートミュージシャンと遇ったところを通ったが誰もおらず、高瀬川を渡って猥雑な街をぶらぶらし、路で客引きしている若く無垢な感じのおねえち…

誰が音楽文化を支えるのか

昨晩から国際会議を手伝うため京都にいる。新幹線を降りて地下鉄を乗り継ぎ、ホテルに着いたときは夜10時前だった。飲み屋を探して投宿している五条烏丸から徒歩で四条の商店街をとぼとぼ、高瀬川のあたりまで歩いて川沿いへ曲がるとアコースティックギター…

人生について

最近ちょっと悩んでいる。自分のやりたいこととか、よく分からない。やってて楽しいことはある。やるべきこともある。いまの自分にできていないことも見えている。けれども、やってて楽しいことを追っかけて、やるべきことをやって、できていないことを埋め…