雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ブロガーが問う!ネット時代の政治とメディアの新たな関係

10月31日(土曜日)17時から19時まで、駒澤大学中央講堂で、H-Yamaguchi.netの山口さん、ガ島通信の藤代さんらと『ブロガーが問う!ネット時代の政治とメディアの新たな関係』というシンポジウムを行います。みんなの党でTwitterを活用されている浅尾慶一郎…

IT-PLUS: 情報通信法制の再検討は「デジタル融合」時代に追いつく好機

さて今月の「インターネットのトリレンマ」では情報通信法制の再検討について取り上げてみた。放送法や電気通信事業法よりは著作権法で困っていたが状況は改善しつつあるし、プライバシー・コミッショナー制度がなかったり司法を通じた問題解決が欧米より難…

君子どう豹変するかが課題

膨れ上がった概算要求や税収減が話題になっている。政権が変わって1ヶ月、マニフェストについて見通しの甘さは否めないが、政権を取らない事には分からないこともあり、税収減であれ日航の処理であれ前政権からの積み残しでもある。これから財務省や行政刷新…

予算査定のネット公開は日本版Open Governmentへの決定打となるか

2010年度は試験的に内閣府の100億円、2011年度から全面的に予算査定のネット公開を予定しているらしい。予算要求の段階で公開されるとなれば、各省からの要求も国民への説明を考えた内容になり、それぞれの予算要求について内容がどこまで詰まっているか、こ…

政府中枢で官僚出身議員を重用する人事は合理的

昔から官僚や新聞記者は政治家のキャリアパスだから、何をいまさら問題にしているか理解できない。脱官僚と華々しく掲げるから揚げ足を取られるんだろうけれども、右も左も分からない素人を役所に送り込んだ方が飼い慣らされることが懸念され、まず政府に官…

留学生の就業支援は必要だが

件の補正事業について公表資料を確認すると「大学の相談体制の充実など就職支援の強化」13億円、これだけ読んでも何に使うの?って感じですね。執行が中断か停止かも確認できず。仮に執行が凍結されたところで政権交代とはそういうものだし、縦割り云々と憤…

雇用の流動性を一概に論じることは難しい

もっとよく勉強する必要があるが、フリーターが転職を繰り返すのも、新卒で入った会社に何十年もいようとするのも、今となっては経済合理性や雇用規制よりは、思い込みや刷り込みが大きいのかも知れない。大学でのキャリア教育に期待するよりも、欧米のよう…

新卒就職支援事業の執行停止は縦割り行政か

大学講師の末席を汚す者として学生の就職動向は気になるところだが、新卒就業支援の予算執行停止を縦割り行政と批判するのは、ミクロとマクロを混同してはいないか。ミクロ的には教育の質や就職指導が就職率を大きく左右することは論を俟たない。しかし国が…

景気回復の気配と雇用流動化策への思考実験

景気が微妙に上向いているが、こういう時期は仕事が増える割に雇用は増えず、労働条件が悪化する場合がある。サービス残業をなくせれば景気に反応して採用も増える可能性があるが、流動性を高めて景気回復に沿って雇用を増やし、小さな行政コストで効率的に…

人材の流動性って強引に高めるべきか

どうも日本でベンチャーが育たなかったのも、会社員の多くが自由にブログを書けないのも、ロスジェネが生まれたのも、みーんなホワイトカラー上層の流動性が低いからってのは分かっているんだけれども、それって政策的に流動化できるものなのか、仮にできる…

「政府一元化」の先にある世界

昨年ネット規制への対応に奔走し矛盾を垣間見た者として、与党議員による議員立法を制限する政府一元化をまずは歓迎したい。自民党政権下での議員立法は、実際のところ組織の統制から外れた官僚が、とても閣法じゃ通せないようなクセ玉を、手柄を立てたい議…