雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

外資系が若手を登用する背景

歴史が浅く人手不足であることが多いというのは,その通りではないでしょうか.ただIT系だと昔のDECやIBMのような教育の充実した会社は少ないので,新卒で入るより現場で経験を積んで,中途で横滑りした方が得かも.
補足すると,平気で米国流の解雇を行うので上が詰まってないとか,本社からMBA上がりの若手役員が乗り込んでくると周りを「現場の理屈で反論し思い通りに動かない古巣」ではなく「外部労働市場から引っ張ってきた若手高学歴イエスマン」で固める傾向にあり,それを「若手を登用する」といえばいえるのかなぁ.
どっちがいいとも悪いともいえませんが,誰だって同じように歳は取るのだし,上司とうまくやれる時期も疎遠となる時期も,経営層と考えが一致することもしないことも,頑張らずに成果が上がるときも頑張っても成果の出ない時もある訳で,いずれクビが飛ぶときは飛ぶんだろうなと考えると,あんまり忠誠心のようなものは持てないですね.
いや成果主義とか何とかいう以上,組織忠誠じゃなくて職務忠実でいい気もするし,忠誠心という名の共依存同調圧力の少ない職場って気楽でいいですよ,ホント.

世間では、「年功序列の日本企業と違い、外資系企業は若手を登用する」という言われ方がされますが、それは多くの外資系企業では歴史が浅く、人手不足であることが多いからではないでしょうか。