雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

何があったんだろう

議論を始めて10年以上も経っているIPv6を次世代といっていいのかもさることながら,IPv4まで次世代と持ち上げられているところに議論の混乱を感じる.誰か質疑応答とかで記者を混乱させてしまったんだろうか.6年ほど前,IPv4アドレスが枯渇する頃にはIP自体が陳腐化してるなーんて議論をしていたが,アドレス枯渇は再びホットな議論になっているし.いや桁増やしましたってだけで次世代かよという気もするし,既にイノベーションは別レイヤで起こっていて,IP層は動いてくれれば構わない,足を引っ張ってくれなきゃ構わない,ということなんだろう.そのために粛々とIPv6対応を進めるのはいいことだが,下手に次世代とか持ち上げて,携帯電話や家電にIPアドレスを振ると云々みたいにいうから,話がおかしな方向へ行ってしまう.なぜみんなもっと粛々と仕事しないんだろう.

次世代IP技術である「IPv6」「IPv4」と呼ばれる技術を使うことで、携帯電話や家電製品などネットワークに接続できるすべての機器に個別のIPアドレスを割り当てることが可能になる。