2006-01-11から1日間の記事一覧
日本の教育は明治以来、近代化に成功してきたけれども、情報化には乗り遅れているかにみえる。近代社会では生産力となる画一的な労働力を生むことが重要だったけれども、情報社会では創造性を育む多様性が必要だ。子供には伸びる自由がある。教育指導要領な…
日本のITサービス産業がこのところ鳴かず飛ばずなのは、新しい事業モデルを生めないからである。けれどもこれは大手ITベンダのせいではない。IBMだってマイクロソフトになれなかったし、マイクロソフトだってグーグルを後追いしているのだから。 鉄鋼や自動…
さはさりながら時代の流れに沿って組織体系を見直すのは悪い話ではない。情報政策に関わる組織再編の起点を「通信と放送の融合」に置き、ガバナンスの観点から、どのような組織再編が望ましいか考えてみた。振興と規制を同じ組織でやるのはガバナンスの観点…
情報通信省構想が再燃している。似たようなことをやっている部門を統合するのは時宜を得ているけれども、これだけIT活用が進むとITで完結する政策課題は少なく、仮に情報通信省をつくったところで複数の省庁をまたがる案件が多いので、複数の省庁で共管とな…