日曜大工の準備
いよいよOrkut, Gree, Mixi全部にログインするのが面倒になってきて,FoaFが流行らない理由の検討とか,O'Reilly Readerでいっているような,アドレスブックのP2P実装について真面目に考えている。もともと,EMIPのときにルート認証局のないP2P認証基盤をつくろうとしていた時の思考実験の延長線上だし,やろうとしていることはPKIを置き換えるよりずっと簡単なので,けっこう簡単に実装できそうな気がするんだけど,データロックインに対するアンチテーゼだけでは流行りそうもないので,どう差別化するか悩ましいところ。P2Pであることに意義を感じて不便でも使ってくれるようなコミュニティだと,SNSとしてはちと濃すぎるしなー。あと,リアルに会ったときに簡単にリンクを張れないのもどうにかしたい。iアプリでトークンを交換するのと,QRコードとかをうまく使うのとどっちがいいだろう。どっちにしてもサーバーが必要でP2Pとは相反する課題なので,これもまた悩ましいけれども,SNSのP2P化よりも「リアルな出会いでリンクできる」「名刺交換並に簡単な操作」というのは,かなりウケを取れそうな予感。