Browser Applianceを試してみる

なんかVMWareがBrowser Applianceを出したというので、さっそくVMWare Playerを入れて試してみた。264MBのZIPファイルを展開したら1GB超のサイズに。cloop使うなりしてもっと小さなfootprintにできないのかな。とりあえず普通のLinuxだということは分かったので、じゃあ700MBくらいしか食わないknoppixの方がいいや、ということで速攻削除。
この手の仮想機械は究極のマルウェア対策だが、OperaあたりがOpera Embedded + DirectFBとかでフットプリント100MB以下のを出してくると面白いかも知れない。プラグインのことを考えると素直にXを使う方が正しいのかな。x86仮想機械でJava、Flash、フルブラウザが動いてfootprintの小さな環境ということであればXP EmbeddedやWindows CEも候補となり得る。1FDでウィンドウシステムとブラウザまで動くQNXとかは最近どうしてるんだろう。
そういえばVMWare PlayerではVirtual PCのファイルも動くらしいということを思い出して、さっき手元でビルドしたSingularityのVMCを読み込ませようとしたら、VHDのディスクレイアウトがみつからないと怒られた。空のVHDでISOイメージからCD-ROMブートする設定なんだけど、空のVHDだと変換できないのかな... 何かVHDに中身の入っているものをと、今度はWindows 1.01を読み込ませようとしたら、boot.iniがみつからないと怒られた。物理フォーマットレベルの簡単な変換をやってるとばかり思っていたら、かなり上のレイヤまで触る変換作業をしているようだ。Windows NT系は変換できそうな感触だが、何故そんな面倒なことが必要なのかはよく分からないけど、きっと何か理由があるのだろう。