雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

手厳しい指摘。。。

ソフトウェアは一発逆転のチャンスがゼロではない、という点には合意。しかし半導体もこんな大変なことになっていたとは。
そういえば液晶もプラズマもフラッシュメモリも、みんな日本で発明されたのに、収穫しようとした端からコモディティ化が進んでいる。札束で頬を引っぱたかれて台湾や韓国に技術を横流しする技術者も、そんなメーカーに製造装置を売ってしまうメーカーも、それをただただ指を咥えて眺めている政府も情けないけど、まぁ仕方ないんだろうな。
国内ではおかしな慣行が山ほど残っている割に、対外的には妙に行儀のいい法治国家というのも如何なものか。だから外圧を内政で政治的に使う奴が後を絶たないし、それを誤魔化すための妙な偽史も蔓延るし... って、引用文と全然関係のない話ですね。

国内半導体メーカは世界的には高精細競争では1か2サイクル遅れているのですが、国産半導体が世界を席巻した時代を忘れられないようです。成功体験で現実が見られなくなる典型事例になっていますね。ソフトウェアの研究をしている立場からみると国内ソフトウェア業界には先がないように思いますが、それでも国内半導体業界よりはまし。半導体は1000億円単位で最新工場を作れるか否かなのですが、その資金余力がある企業は皆無。また、高精細競争は一度脱落したら二度と這い上がるチャンスはないのですが、一方のソフトウェアの方は一発逆転のチャンスがゼロではないですから。