雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

キャバクラ系の本とか

立て続けにキャバクラの本を2冊も読んだ.どっちも面白く一気に読んだ.ここ数年ドラマでもお水系がいくつかあったようだし,ちょっとは景気が良くなった証拠か.どっちもお水で立身出世ものだけど,桂望実の方が健康的でハッピーエンドかな.けど新堂冬樹のドス黒いエネルギーと緻密な取材力も捨てがたい.
黒い太陽 Lady,GO
キャバクラとか銀座のクラブとか,5年くらい前に神田で金融SEをやっていた頃は客先の社長によく連れて行かれたし,前のボスも時々六本木のお店に連れて行ってくれたのだが,このところとんとご無沙汰している.キャバクラはうるさいし,クラブは気を遣うので却って疲れる.妄想したほど知的な会話とかもないし.新宿ゴールデン街とか地元のバーでクダ巻いていた方が楽しい.
黒い太陽』で,若い男性は女性と接したり恋愛する機会もあるので,同じお金があったら本番系の風俗に行く.キャバクラに行くのは疑似恋愛したい中年以上,というようなことが書かれていて,そうか女性のいる店に疑似恋愛を求めて吸い寄せられるようになったらいよいよオヤジかと納得.
予備校時代とか周りに学生からもてていい思いをしている中年オヤジを何人か知っていたので,そうかオヤジってもてるのかと勘違いしたのであるが,若い女性と接点があって,しかも機微が分かって尊敬されちゃうような不良中年って例外なんだろうな.いまのうちに技術ヲタク系以外の文章も書くかなー.だいたい文体も硬すぎるし,作風の見直しから始めなきゃな.白田先生によると次はライアカらしいし.