著作権 - 変革の予感
ダビング10の先送りでも感じたが、ここ数年で著作権の話は大きく動きそうな気配だ。こういう官僚主導の業者行政では動かせないところこそ議員立法に向いている。ネット権について議員立法の動きがあるらしく、それが最適解かは別として、是非いろいろな動きが出てくると面白いな、と。
資源のない日本では、人々の知恵を最大限に活用して生きるしかない。それなのに、検索エンジンも動画サイトも、中国や韓国にさえ抜かれている。日本人に技術力がないわけではないのに、法律がイノベーションを阻害している。私たちが子孫に残せるのは、せめてこういうひどい制度を手直しして、彼らが新しいビジネスに挑戦できる社会にすることだ。
- 作者: 中山信弘
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2007/10/15
- メディア: 単行本
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