ICPC 12月会合の詳細が決まりました

情報通信政策研究会議 2008年12月会合の詳細が固まり、参加者の募集を開始しました。例年は三浦でやっていたのですが、せっかく観光地でやってもホテルに缶詰、遠いばかりで遊べないので、今回から都心での合宿となりました。わたしは違法有害情報対策のセッションを担当しているのですが、予定では総務省の検討会報告書案がパブリックコメントに付されている時期で、タイミングとしては面白い議論を諸々できるのではないかと期待しています。

• 日時：2008年12月6日（土）~12月7日（日）
• 会場：VISONセンター （秋葉原　昌平橋近く）、住庄ほてる （人形町）
• セッションスケジュール
  • 6日12:00~ 違法有害情報対策とネット規制 (コーディネータ: 楠正憲)
  • 6日14:30~ ID，プライバシー, ライフログ (コーディネータ: 庄司昌彦 国際大学GLOCOM)
  • 6日20:00~ BOFセッション　- 金融恐慌は通信産業の未来にどう影を落とすのか
  • 7日9:30~ テレビを巡る論点 -ポストB-CAS, IPTV, ネット権など (コーディネータ: 福島直央 三菱総研)

私のコーディネートする違法有害情報対策のセッションでは、日本の話だけではつまらないので、欧州のブロッキング事情や、韓国のサイバー侮辱罪を巡る動向などもカバーできればと考えています。あと今回はBOFセッションで産業振興と通信政策との関係など先の長そうな議論を踏まえつつ、昨今の金融情勢が通信事業者の投資行動や事業戦略にどのような影響を与えるか、融合法制の検討状況についても非公開＆酒が入ったから話せる深い意見交換ができると面白いなあ、と期待しております。師走の開催、急の案内となりますが是非ともご参加を検討いただきたく、よろしくおねがいします。