雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

高市早苗議員による内閣委員会での質問

昨日の内閣委員会で高市早苗先生が質問している。総務省として高市私案を潰すロビイングを行っていたのではないか、という質問に対して寺崎局長が「部会などに呼ばれれば政治家と接触することはあるが、官僚から政治家に対し働きかけを行うことはない」という趣旨で否定した。
いっぽう昨日の青少年特委で高井美穂議員の質問冒頭で、有害コンテンツ問題に取り組むきっかけとして、3年前に当時警察庁から東京都に副知事として出向していた竹花豊氏から相談にあったことを明らかにしている。高市氏がネット規制法案を提出するに当たっても、何かしら官僚からの示唆がなかったのだろうか。
政党の政策立案機能に乏しい現時点では公務員と政治家との接触制限は弊害の方が多いと予想され、記録を残した上で接触という人事庁法案の落としどころは現実的ではある。手続き論もさることながら、例えば英国でやっているようなエビデンスに基づく政策立案とか政策目標管理からも学ぶことは多い気がするのだが、どうなのだろう。