政は好きだが祭は苦手
政も最後は意思決定(decision making)なんだけど,個人的には政策形成(policy making)の方が好きだ.選ぶ前につくらせろって感じ.だって意思決定はゼロサムだけど政策形成はプラスサムだから知恵の使いようがあるし.僕は理屈は得意でも人間は苦手だし.けど時々,すごく下らない足の引っ張り合いに夢中になる自分がいて,酔いが醒めてから自己嫌悪に陥る.少なからず闘争本能のようなものがあるんだろう.
デモが嫌いな理由はそうだな,展望もないのに祭に酔って,自分たちが大事な社会貢献をしてると勘違いしてる奴の自尊心が鼻持ちならないとか,そういうこともあるかな.「で,お前ら結局,世の中をどうしたいのかよ.祭に酔って思考停止してんじゃねーよ」とか思ってしまう.手段として熟慮されたエンターテイメントとしての祭のプロデューサに対しては肯定とゆーか尊敬するけど,それ自体が目的とゆーか自己満足としての祭とかデモは大嫌いだ.
ところで祭のようなある種の同調圧力についていけないからといって,即,それを「協調性がない」とはいえないんじゃないかな.祭についていけなくても,静かに共同作業をこつこつできるヒトなんかいくらでもいるだろうし.
『耐性』って言っちゃてる時点で、祭り的なものがそもそも生理的に駄目なのか。
協調性というものが自分には無いのか。
うーん。
政(まつりごと)が本当に必要な人たちはデモに参加してる?