雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

2005-01-01から1年間の記事一覧

地デジ問題の落とし処

前の会社にいた頃なので4年も前のことだが,地デジの反対運動を手伝っていたことがある.地デジ反対論をぶつ僕に対し,総務省に近い当時のボスは「ちゃんと向こうのお偉方も分かって,悩んでるよ.誰も傷つかないように軌道修正するんじゃないか (だから君た…

Microsoftはウェブ・サービス型OSにシフトすべきだったのか

ここ数ヶ月あまりblogを読み書きしないからだになっていたので見落としてしまったけれども,中島さんが面白いことを書いている.いまのタイミングでは素直な感想という気はするけど,Longhornの問題はひとえに遅すぎたことだ.なぜ遅くなったかといえば,全…

Innovative Identification

すごく優秀なhackerなら成りすまし放題?って,matzさんでも書けないといってるところをみると,意外と堅牢なのかな.Windowsに実装するとしたらCtrl-Alt-Delを押したらVisual Studioが立ち上がって... 嫌だー _ Innovative Identification Jim Weirichが自…

で,どうすればいいんだ?

「スマイルカーブの底に沈んじゃうよどうしよう」という問題意識は,e-Life報告書以来,METIでさえ持ってる懸念であって,iPod nanoを引き合いにいまさら出されてもねぇ.ただ,軽薄短小といえば日本のお家芸で,それは摺り合わせが必要だからで,というロジ…

Monoはどこで何に使われているのか

いちおうBeta1が出たので,WinFSを触り始めている.WinFSが短期的にはMonoの脅威にはならない,という見方には同意するけど,そもそも現時点でMonoが何に使われているのか,よく分からない.日本ではあまり見かけない気がするんだけど,欧米では意外と使われ…

補足: 政治任用も重要だが。。。

今日の日経新聞1面左肩によると,人事院のある幹部が26日に専門誌に提言を発表するとのこと.まだ詳細を読んでないので分からないことも多いけれども, 政治家の任命に基づき省庁を超えて政策立案を主導する幹部級専門家集団 警察,消防など国家機能維持の根…

狼はどこへ行ってしまったのか

東京に大地震がくるぞとか,いずれ日本国債が暴落して金利が暴騰するぞといった話は根拠を聞くと何だかそういう気分になってくるのだけれども,くるぞくるぞといわれて何年も来ないと「何とかなるんじゃねーの」という感じに感覚が麻痺してくる.僕もあまり…

カセットテープ

図書館で『信ずることと考えること』の講演テープを入手したはいいが,カセットデッキがない.

もうすぐ年季が明けるのだが,どうしたものか

ぼくは今の会社に入るとき,方々に「石の上にも」と説明してきたのだが,そろそろその年季も来つつある.春ごろは焦って方々で次の居場所を探したりもしたが,丁度そろそろ3人目の子供が産まれるということもあって,このところ居場所を探すよりも前に,オッ…

帰りの飛行機でこれを読んでから小林秀雄の『信じることと考えること』の講演テープが気にあって仕方ない。脳と仮想作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09/22メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (116件) を見るhttp://o…

偏向教育について

僕は中学の日本史の授業で、最初のときに歴代天皇表を配られ、旧仮名旧漢字の板書、日中戦争ではなく支那事変、太平洋戦争ではなく大東亜戦争と教わったけど、楽しかったし右翼になった訳でもなくて、別にいいと思うのだけれど。 教科書問題とか、ー貫性を気…

to have or to be

最近Web 2.0的な世界でのIT投資の行く末を端的に表現するコトバを探していて,予備校時代にハマっていたフロムの『生きるということ』を思い出した.原題の"To Have or to Be? (Bloomsbury Revelations)"というタイトルが気に入っていたのだけれども,改めて…

過剰な表現規制を正当化する便利な論法

いずれ加害少年が携帯電話やパソコンを使っていたら,未成年使用禁止にするのだろうか.もっともらしいけど,これじゃ何だって禁止できちゃうじゃないか.最近の警察庁の動きといい,世の中は着実に言論統制に向かいつつあるようだけれども,言論界はネット…

赤ちゃんと同じ布団

ちなみに我が家は最初の数ヶ月こそ赤ちゃん布団を使うけど,あとは上の子,下の子とも川の字で寝てるな.時々,寝心地のいい枕と思ったら下の子のお腹だったり.泣いたときも楽だし,子供の方も甘えたがるし,そういう家は多いんじゃないかな.心理学の実験…

スターウォーズ

ガキ2人とかみさんを連れて南大沢にスターウォーズを見に行く.皮肉な結論だった.若さ故の焦りとか,力への渇望とか,そういうのって特にアメリカ的な職業倫理では非常に普遍的なテーマなのかも知れない.フォースのダークサイドに落ちてないか,自問自答し…

これは釣りですか?

我が国の新聞社がニュースサイトを開くより前の昔から、fjあたりで心ないモヒカン族がメンヘルな投稿を血祭りに上げていたに違いないんだけど。まぁ、合法違法を問わず、メンヘルサイトに限らず、blogを炎上させるなんざぁ心ある大人のやることじゃないです…

CPUを差別するコンパイラ

昔、DR-DOS上でWindowsを実行すると警告ダイアログを出すという話と似ているけど、挙動も変わる分ちょっと悪質かも。ただ、CPU拡販のためにコンパイラ開発に投資しているとして、他社のCPUでまで最適化したコードを吐く義理はないと思うし、パイプラインの深…

firefoxとはてなを使いこなす

RSSリーダやアンテナ、ブックマーク等をFirefoxのライブブックマークから呼び出すのが超快適。タブレットPCでインライン入力ができるともっといいんだけど > Firefox

希望学の希望

学というコトバがインフレ気味であるのが気がかりだが、素晴らしいプロジェクトだ。 少子高齢化などで希望が見えにくい日本社会で、「希望とは何か」を探ろうと、東京大学社会科学研究所が今年度、「希望学プロジェクト」を発足させた。15日、旗揚げとなる…

崩壊は免れないらしい,って

仮定形を使っている割には,事態はもうその方向に進んでいるという書きぶりだけれども,彼のいう崩壊って何だろう.破産とかそういう話は短期でみると財務的に考え難いし,じゃあ段々と世界を変える存在でなくなり,組織として成熟することは「安定して収入…

いつかきた道

人材育成とかユビキタスとか,ここ数年で課題がどう変わったか分からないのだけれども,毎年のように似たような報告書が出てるとか,あちこちの役所で似たような検討をしてるとか,悶々と悩みつつ,どうしたらいいのかはよく分からない. http://www.soumu.g…

Google Earth

Google Earthを自宅のPCにセットアップしたら,上の息子(4歳)が喜んでグリグリ触っている.小さいころから地球が丸くて世界が繋がっていることを実感できれば,少しはコスモポリタン的な発想になるのだろうか.

この時代は政治工作も命懸けだな

かくて、太平洋戦争は終わった―亡国の危機から日本を救った男たち (PHP文庫)作者: 川越重男出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/06メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る

当初無料,専用の無線LANカード

にしても筋が悪い気がする.誰が出資してるんだろう. 料金は当初無料だが、利用者は専用の無線LANカードを購入する必要がある。

WiMAXの経済合理性

鋭い.まーWiMAXじゃなくてもノートPCに最初から入ってて,定額制でどこでもネットが快適に使えれば,物理層は何だっていいんだけど. ――WiMAXやiBurstなど、新たな通信方式も注目されていますが、これらについてはどう見ていますか?山田氏 当然、それらの…

ちょっと極端な気が...

ぜんぶ社内で開発するって,本気?単に契約相手と契約内容を気をつければいいんじゃないかな.実際,問題なかったんだし. 圧縮パッケージユーティリティ自体に信頼できないコードは見つからなかったものの、ソフトイーサでは「論理的には極めて低い確率で不…

戦後教育をどう克服するのか

文藝春秋で読んで気になっていた記事をネットでもみつける. 団塊の世代で大量採用された先生たちが引退する2007〜2010年は改革の好機なのだけれど,問題は子供たちのリアリティに適応できるカリキュラムとか教授法をどうやって確立するかだ.時間ないなぁ …

モヒカン族,だった

社畜としては,いつもいつも鶏冠を立てている訳にもいかんのだが

VisiOnもWindowsを使ってたのか

いま知りました VisiON NEXTA(左)とVisiON(右)の背面。VisionはSH2という半導体1つで全身を制御していたが、VisiON NEXTAでは運動制御をSH2で、画像認識をWindows OSで処理している。また、USBポートなども搭載して拡張性を高めており、大幅…