雑種路線でいこう

ぼちぼち再開しようか

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

TODO主義と相互評価主義

これまで実地で用いられたことがあるのはpeer reviewへのPICSYアルゴリズムの応用であって,ラーメンシナリオをはじめとした取引シナリオでのPICSYの成功例はない。成功させるためには,物価や定価,利用者からみた分かりやすさなど,クリアすべき課題が山積…

ポストITSSとしてのSNS + PICSY

企業内での評価基準を汎用化してローミングさせるよりは,全てのエンジニアをSNS上の繰り返しゲームに置いてしまう方が現実的という気がする。STNの仕組みをうまく使えば,自社エンジニアを正しく評価した方が,リクルーティングが楽になるようにして,チー…

業界に繰り返しゲームをもたらすSNS + PICSY

会社を離れても持続する個人的関係があれば,人生そのものが繰り返しゲームとなる。繰り返しゲームを生きていると,それが繰り返しゲームであることを理解している人々からの信頼度は上がる。ぼくの場合,いまいる会社の繰り返しゲームとは距離を置いている…

CISE

最初はPICSY人事評価(成果に対する分配)に対するアンチテーゼかとも思ったが,実際はpure PICSYは究極の繰り返しゲームなので,そうともいえないと考え直す。しかし現実にPICSYを報酬配分に使うには,何らかの形でPICSY的な価値をキャッシュに置き換えること…

『虚妄の成果主義』

タイトルに偏見を持って敬遠していたのだが,読んでみると科学的な良書である。会社の将来見通しがはっきりしていれば,退出願望は減り,満足度が高まる,特に現状に対する満足度が低くても退出願望に結びつかない,という指摘は直感的に理解できるし,著者…

softdrink

梅田望夫氏の講演を聴く。ストック型かフロー型,どちらの適性か,という自分への問いは重要なようだ。

猿合奏のIPR Policyについて雑感

議事録に江島氏の発言もあったが,別の会社の連中でワイガヤと集まり,そのうち商売をやろうというのなら,IPRについての決め事は重要である。とはいえ,通り一遍のIPR Policyを適用して契約書にサインしようぜ,というような単純な話ではなく,猿合奏の競争…

個人的には儲けることよりも時代を動かす方が面白い気がする

なぜこんな昔話をしたのかというと,自分のモチベーションって何だろう,と改めて考えたからだ。IPR Policyも,商売が主目的なのか世界を変えることが主目的なのかで,たぶん構造が変わってくる。Kondaraは商売的には失敗したし,まぁ失敗するだろうと思って…

【昔話】Kondaraに参加してよかったこと

わたしがKondaraに参加したきっかけは,LinuxにIPv6を普及させようと努力していた時期にある。Turbolinux 4のリリース打ち上げで当時社長だったクリフに「次はIPv6をやろうぜ」といったら「NATでいいじゃん」と返され,Red Hat向けにこつこつIPv6関連のRPMを…

日本人とIPR

役所の周辺には様々な標準化団体とか技術者コミュニティがあって,外資系の会社にも必ずしも門戸を閉ざしている訳ではないのだが,参加しようとした時に足かせとなるのは知的財産の扱いである。 日本の会社だけなら終身雇用,長期的な関係が普通なので,企業…

ITSSについて

夢研の懇親会で説教する予定だった後輩には埋め合わせで近々にごちそうするとして,今日,夢研の飲み会で話そうと思ってたことを書き留めておく。ITSSが機能しないのは,スキル標準と名打っている割に,企業間の評価基準の差を補正する仕組みがないことだ。…

残業・晩飯

なんか11時過ぎまで会社で仕事してて夢研に行けなかった。残念。普段,パワポのコメント欄を埋めることなんてないんだけど,やってみたらやってみたで楽しいものだ。結局,懇親会に合流するような時間じゃなかったので,会社の同僚と近くの無国籍料理屋でキ…

例えば知財について - モチベーションと報酬との関係

囲い込もうとすると生まれない。生むひとと守ろうとする人との非対称性が制度をおかしくしている気もする。経済的報酬とモチベーションの関係についても然り,経済モデルを単純化するための仮定が,いつのまにか真理と勘違いされて制度設計に反映されてしま…

壮大なオナニーか卓越した新事業か

決めるのは結果であって,時期が早すぎると単に壮大なオナニーとして扱われてしまう,のかも知れない。ただ,結局ひとと違うことをやると,そこの基準は自分の読みでしかないのだ。あとは誰の褌で角力を取ってるかの問題か。

新宿南口ファーストキッチン前中古ソフト露店

秋葉原だけかと思ったら,最近は新宿南口でも海賊版を売っていた。いやー,MSのお膝元でよくやるね。それとも土日営業のみなのかな。

サイバー・リバタリアニズムとWinny事件

『アナーキズム』を読みながら,Winny事件に対する一部エンジニアのセンシティブな反応は,束の間の海賊版ユートピアと,それを防ぐ方法がないことに依拠した安易なサイバーリバタリアニズム,それが支えていた彼らの自尊心を,官憲による作者逮捕という基本…

浅羽道明『アナーキズム』-名著でたどる日本思想入門

大杉栄から最近のアナルコ・キャピタリズムまで押さえた入門書。読むと考えさせられることがいろいろあるが,頭の整理ができてから書こう。最後の東浩紀批判も的を射た部分があるので,逆に東さんの意見も聞いてみたいところ。

これからのセキュリティ

バッファオーバーフローに起因する脆弱性問題はコンパイラ技術の進歩やプロセッサのメモリ管理機能の拡張で,数年で下火となり,今後はユーザビリティとか詐欺対策あたりの方が深刻な課題になるんじゃないか,という問題提起を最近あちこちでしているのです…

第8回 情報セキュリティ総合戦略策定研究会

役所の研究会で,報告書が出た後に「7ヶ月でここまで実装しました」「これからは,ここが課題です」なんてFollow Up Meetingをやるなんて前代未聞なら,その後の懇親会が盛り上がりまくるというのも聞いたことがない。いい意味で役所の研究会に対するイメー…

Early StageなVCの人と会う

なるほど,米国には日本人で,こういうVCの人もいるんだなぁ,と驚く。VCというと,日の目を見てキャッシュが回って日経の産業欄に取り上げられた会社に目の色を変えて横並びで融資しに来る人々,という偏見を持ってたんだけど,これは日本に限った話のよう…

暇潰しエンジン

P.I.M.の頃にやろうと思ってできなかったことのひとつが,全自動の暇つぶしだ.日時を指定すると勝手に予定を入れてくれて,暇が潰れるってことをやりたかった。そのときはやればできそうな気がしたが,スケジューラとか予定の差し込みという発想はイマイチ…

休暇

休暇を取った割に,忙しい1日だった

Winny作者逮捕

一部じゃ「権利者&警察 vs. P2P利用者」という枠組みで捉えられてるようだけど,日本の権利者団体が作者摘発までやろうとしていたかには疑問がある。Napsterみたいに派手めのベンチャーなら狙われただろうけど,個人を訴えてもねぇ。特に欧米でP2P自体は合法…

Interface 6月号

2足歩行ロボットの特集。あちこちでつくられているロボットの仕様が表に整理されている。もともとVxWorksが多かったのが,最近の流行りはRTLinux。

Google IPOとイノベーション展開リードタイム

研究者の思いつきが,多くの消費者に商品として提供されるまでにかかる時間。パッケージ・ソフトウェア主流の時代なら,主流製品に組み込むのが早道だった。最近は汎用製品に組み込もうとすると,テストにかかる工数や,リリースサイクルなどがボトルネック…

モジュール化

積ん読になってたものを,いまさら読了。モジュール化のオーバーヘッドなど,クリステンセンの「イノベーションへの解」にあった垂直統合・水平分離それぞれの競争優位性よりも詳細な議論がある。

Sasser Worm

例によってGWに... 嫌がらせ? そういえば来週,久々にMETIのセキュリティ絡みの研究会のfollowup meetingがある,憂鬱だ。